慢性鼻炎 漢方薬

アレルギー性鼻炎と副鼻腔炎の違い

アレルギー性鼻炎はアレルギーの原因となる「抗原」があり、一般的にはハウスダストや花粉などが顕著です。
空気を吸ったときにその「抗原」が含まれていると鼻の粘膜に付着してアレルギー反応を引き起こします。

 

さらに人間の鼻の中には下鼻甲介(かびこうかい)という突起があります。
アレルギー性鼻炎の場合はこの下鼻甲介(かびこうかい)の先端で最も強いアレルギー反応が起こって、粘膜が腫れ上がっています

 

医師がアレルギー性鼻炎か否かの判断をする場合はこの下鼻甲介(かびこうかい)の確認をすることが一般的です。

副鼻腔とは?

一方で副鼻腔炎の場合は鼻の中の粘膜が腫れているというよりも炎症が起きているという言い方をします。

 

鼻の中のことを鼻腔と呼び、人間の顔の骨の中には副鼻腔(ふくびくう)と呼ばれる空洞が幾つかあります。

 

この鼻にある空洞の鼻腔で起きる炎症を鼻炎(びえん)と呼び、別に副鼻腔で起きる炎症を副鼻腔炎(ふくびくうえん)と呼びます。

 

この名前よりは蓄膿症(ちくのうしょう)という言い方の方が一般的です。

 

なぜ副鼻腔炎を蓄膿症と呼ぶのかというと副鼻腔で副鼻腔炎がおきると副鼻腔に膿が溜まります。
この膿は鼻水となってでてくるのではなく、中鼻道(ちゅうびどう)というところを通って喉に落ちていきます。

 

副鼻腔炎の場合はこのような症状から中鼻道の確認をします。

 

副鼻腔炎の原因

アレルギー性鼻炎の場合はアレルギーとなる「抗原」が引き起こすとわかります。
ではなぜ副鼻腔に炎症が起きてしまうのでしょうか?

 

ほとんどの場合は鼻かぜが長引いただけでも起きてしまいます。

 

鼻かぜの場合かぜの細菌やウイルスによって副鼻腔に炎症が起きてしまいます。
そうすると鼻水によって細菌など炎症を起こしている原因を外に出す力が弱まります。

 

溜まった鼻水に加え、細菌が副鼻腔の粘膜を傷つけることで炎症を起こし、起きた炎症が原因で病原体もさらに増えて炎症が治りにくくなり、そして副鼻腔炎にまで発展してしまいます。

内視鏡検査の受診

アレルギー性鼻炎か副鼻腔炎かを見極めるには内視鏡で鼻の中を診察することが一般的です。

 

風邪でもないのに鼻が詰まるなどの症状の場合でアレルギー性鼻炎と副鼻腔炎を疑う場合、鼻の中を確認しないといけないので一般的には素人判断が難しいですが、鼻水の性質が違うのは特徴の一つです。

 

アレルギー性皮膚炎の場合は水溶性なサラサラした水っぽい鼻水ですが副鼻腔炎の場合は透明ではなく白く濁っており、粘り気も強い感じのものです。